ハリウッド女優に大人気!ケールの効果とは

コンビニで手に入るスーパーフード

目次

ケールとは

ケールは南ヨーロッパの地中海沿岸が原産で、ギリシャでは2000年前より栽培されていたとされるアブラナ科の野菜です。ケールはキャベツのように結球しませんが、キャベツの原種のヤセイカンランに近いと言われています。ケールは一年中栽培が可能なので、他のスーパーフードに比べ収穫量が多く、日本では長くに渡って青汁の材料として使われてきましたが、そんなケールも近年では野菜サラダや炒め物として食べられています。

ケールはまだ馴染みのないスーパーフードですが、欧米ではポピュラーな野菜です。一般的なスーパーには必ず置いてあるほどで、海外ではケールはスーパーフードという認識はありませんでした。しかしケールは栄養価の高い野菜としてハリウッド女優たちの間で話題になり、スーパーフードとしてアメリカを含む世界中で注目され始めたのです。

ケールの栄養素とは

ケールはキャベツをはるかに上回るほどの栄養価があり、ビタミンやミネラルをバランスよく含んでいます。特別に秀でた栄養素があるわけではありませんが、カルシウムは牛乳の2倍、食物繊維はキャベツの2倍、カロテンはトマトの5倍も含まれています。またケールの中でもビタミンE、ルテイン、メラトニンが多く含まれ、どの青汁にも入っていることからもわかるように健康には欠かせない栄養素ばかりです。

ケールの効果とは

ケールの栄養素の中でも注目したいのが、抗酸化作用のある栄養素です。ケールにはビタミンC、ビタミンE、β-カロテンが多く含まれているので抗酸化作用が強く働き、老化の予防やアンチエイジングなどの美肌効果を促してくれます。また活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防いでくれるので、心筋梗塞や動脈硬化などの生活習慣病にも役立ちます。

ケールにはその他にもスルフォラファンという抗酸化作用のある栄養素が含まれています。このスルフォラファンはフィトケミカルの一種です。フィトケミカルとは体に必要とされている訳ではないが、健康によい影響を与えてくれる植物由来の化合物のことです。このスルフォラファンには抗酸化作用があるだけでなく高い解毒作用があるので、アンチエイジングに効果的なだけではなく、がん予防も期待できます。

またケールに含まれるルテインはカロテノイドの一種で、同じく抗酸化作用があります。ルテインは緑黄色野菜に多く含まれている栄養素で、皮膚や大腸などの臓器、眼の黄斑部にも存在しています。その中でも特に目には効果があり、黄斑部と呼ばれるカメラでいうフィルムのような役割をしているところで、青色の光を吸収、また光を遮ってくれるので、細胞の酸化を防ぎ白内障の予防など目を保護する働きがあります。紫外線の働きから目を守ってくれるので、ルテインは'天然のサングラス'とも呼ばれています。

その他にもケールはメラトニンを多く含みます。メラトニンは神経ホルモンの一種で、人が眠たくなるのは、このメラトニンが脳から分泌されるからです。現代では、なかなか眠ることができない不眠に悩む人が多くいますが、そんな人におすすめなのでがこのケールです。ケールにはメラトニンが含まれているので、眠気を誘い睡眠を促す効果があります。この働きによって、体のリズムが整い快眠に導いてくれます。

ケールにはこのように強い抗酸化作用とそれに伴った多くの効果が期待できます。栄養素をバランス良く含むので、毎日の食事にケールを少し取り入れて健康な体を維持しましょう。

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